九博にて、工芸のいま 伝統と創造

◇工芸のいま 伝統と創造 - 九州・沖縄の作家たち -

工芸のいま 伝統と創造 - 九州・沖縄の作家たち -

九州と沖縄の作家に的を絞った今回の特別展。

前回の「国宝天神さま」に続き、地域色の濃い内容です。

九州という同じ島に立っておられ、今なお作品を作り続ける、

現代作家の力を十二分に感じることができました。

またまた展示期間リミットに迫っての観覧です。



入った時間が良かったのか、思いの外のんびりと見て回れるぐらいの客数。

入口で貸し出している音声ガイドを借りようか、いつも悩みます。



一番先に出迎えてくれたのが、陶芸。

土や釉薬、技法の違いは勿論ですが、一つの作品に籠めた、

それぞれの作家の複雑な思いが伝わるようで、見てるほうも緊張しますね。

作り上げた数ある作品の中での「とっておき」を出展していることでしょうから。

あぁ、これを見て欲しい。これが自分だ。と作家自身が主張してくるようです。



太宰府からは佐々木厚さんの象嵌花器が出展されていました。

こちらは2007年に制作された作品です。

「北谷の窯」といえば、陶芸に興味のある地元民なら分かるはず。

太宰府天満宮の参道、一の鳥居付近にお店もありますので、

是非探されてみてはいかがでしょう。



工芸とは「実用性と美的価値とを兼ね備えた工作物を作ること」。

気合の入った作品は、博物館に飾るばかりでなく、

使ってこそその真価が確かめられるということでしょうか。

・・・普段遣いするにはちょっと勇気が必要ですが。



今回の特別展では、現代の陶芸、染織、木竹工、人形、漆芸、

また金工などが様々展示されており、なんらかのものづくりに携わる人にとって、

新鮮なインスピレーションを得る良い機会になっている気がします。

私自身、これをどう撮ったら一番の魅力が引き出せるだろう・・・

と思い巡らせながら、ひとつひとつ観て回ってましたので。



さて、次回の特別展は「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」です。

チベットは標高アベレージ4000mということで、高山病の心配なしに、

太宰府で天空の至宝を楽しむチャンス、乞うご期待!(一部リーフレット引用)

(一部写真は「九州国立博物館」より提供していただいたものを使用しています)

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