2008年05月14日 23:51
◇国宝 大絵巻展 京都国立博物館所蔵・寄託の名宝 一挙大公開

京博や京都各社寺所蔵の国宝・重文を、お腹いっぱい楽しめるとの話を耳にし、
また行ってきました九博!今回の特別展は「国宝 大絵巻展」です。
まず絵巻と聞いたとき、超有名な鳥獣戯画と百鬼夜行絵巻ぐらいしか正直思い浮かばなかったのですが、その百鬼夜行が拝めるということで、かなり期待して入館しました。
平日狙って行ったのですが、九博の中は人の多いこと。どこぞの修学旅行生さん、
団体の観光客さんも仰山来てたようでして、館内は始終賑やかでございました。
できればもうちょっと静かに見たいなー・・・と一度は思いはしましたが、
自分が修学旅行とか行った年頃は同じようなことやってた気がしますね。
仕方ない。


←今回のチケット。
新品のチケットを手に取り、もぎってもらう。
その間のワクワク感がちょっと好きです。
さて、鬼が出るか蛇が出るかと思いながら特別展示室に入り、
準備万端何でも出てこーい!と気合を入れておいたのに、
国宝 「絵因果経」
国宝 「粉河寺縁起」
国宝 「餓鬼草紙」
・・・凄っ。何この空間。
一瞬で真っ白になってしまい、しばらく「うわぁ・・・凄ーぃ・・・」しか頭になかったです。
※「絵因果経」(8世紀)は、1200年の間護られ現代に残っている、奇跡の絵巻。
※「粉河寺縁起」(平安・12世紀)は、過去火災により下の方が焼けてしまったものの、紙を接いで補修されており、長さ20mにもわたる千手観音の物語が書かれていました。焼けた部分がリアルで、ずっと眺めていたい雰囲気を持った絵巻。
※「餓鬼草紙」(平安・12世紀)は、餓鬼の世界を描いたもので、今回観られた京博所蔵のものは餓鬼救済の物語です。手足が細くお腹ポッコリというイメージ通りの餓鬼がたくさん描かれています。
見てて思ったのが、絵巻って・・・ようは紙芝居のようなものなんですね。
まず両手で持って、読める範囲を左手で開いては右手で閉じ、最後まで見たら逆の手順で少しずつ戻していく。つまり、その読める範囲を一つ一つの段として見ていくので別段難しいものでもなく、まさに現代の紙芝居と似た雰囲気のものでした。
絵巻ってあんなに何mも長いものなのに、普段どうやって見てたんだろうか?
という疑問も、あっさり解消。
それぞれの絵巻に感嘆しながら巡り巡って、最後の締めはお目当ての百鬼夜行!

重要文化財 百鬼夜行図(ひゃっきやこうず)
紙本著色 室町時代・十六世紀 京都・真珠庵
仏具、楽器や日用品などの古道具が付喪神に変化し
深夜に京中を徘徊する様子を描く。
九州国立博物館HPより引用
100年経った古物には魂が宿り付喪神になる・・・といえば、畠中恵さんの小説「しゃばけ」シリーズ。
もともとこの小説が好きで、絵巻で付喪神が見れる!と今回期待していったわけですが、案の定百鬼夜行図は大人気。
絵柄も非常にコミカルで可愛らしく、「これは何の道具なんだろう?」と想像するのが面白かったです。
琵琶が琴を引っ張っているのが可笑しかったり、布、布、また布・・・
これまでずっと集中して絵巻を見続けていたのですが、最後にこの絵巻を見られたことで緊張感が抜け、リラックスすることができました。

特別展を見たあと、せっかくだからと平常展の方も見に行ったのですが、
・・・・・・すでに休憩なしで見続けて数時間経過。
体力や集中力が悲鳴をあげはじめたので、雰囲気を楽しむに留めリサーチ終了。
さすがに大きい博物館なので、一つ一つ丁寧に見ていこうと思ったら1日がかりです。
足はちょっと痛いけど、お腹はいっぱい、大満足な1日でした。
※国宝 大絵巻展は6月1日(日)まで開催しています。
※次回の特別展は『島津の国宝と篤姫の時代』‐ 東京大学史料編纂所20万点の世界 - 平成20年7月12日(土)〜8月24日(日)開催です。

京博や京都各社寺所蔵の国宝・重文を、お腹いっぱい楽しめるとの話を耳にし、
また行ってきました九博!今回の特別展は「国宝 大絵巻展」です。
まず絵巻と聞いたとき、超有名な鳥獣戯画と百鬼夜行絵巻ぐらいしか正直思い浮かばなかったのですが、その百鬼夜行が拝めるということで、かなり期待して入館しました。
平日狙って行ったのですが、九博の中は人の多いこと。どこぞの修学旅行生さん、
団体の観光客さんも仰山来てたようでして、館内は始終賑やかでございました。
できればもうちょっと静かに見たいなー・・・と一度は思いはしましたが、
自分が修学旅行とか行った年頃は同じようなことやってた気がしますね。
仕方ない。


←今回のチケット。
新品のチケットを手に取り、もぎってもらう。
その間のワクワク感がちょっと好きです。
さて、鬼が出るか蛇が出るかと思いながら特別展示室に入り、
準備万端何でも出てこーい!と気合を入れておいたのに、
国宝 「絵因果経」
国宝 「粉河寺縁起」
国宝 「餓鬼草紙」
・・・凄っ。何この空間。
一瞬で真っ白になってしまい、しばらく「うわぁ・・・凄ーぃ・・・」しか頭になかったです。
※「絵因果経」(8世紀)は、1200年の間護られ現代に残っている、奇跡の絵巻。
※「粉河寺縁起」(平安・12世紀)は、過去火災により下の方が焼けてしまったものの、紙を接いで補修されており、長さ20mにもわたる千手観音の物語が書かれていました。焼けた部分がリアルで、ずっと眺めていたい雰囲気を持った絵巻。
※「餓鬼草紙」(平安・12世紀)は、餓鬼の世界を描いたもので、今回観られた京博所蔵のものは餓鬼救済の物語です。手足が細くお腹ポッコリというイメージ通りの餓鬼がたくさん描かれています。
見てて思ったのが、絵巻って・・・ようは紙芝居のようなものなんですね。
まず両手で持って、読める範囲を左手で開いては右手で閉じ、最後まで見たら逆の手順で少しずつ戻していく。つまり、その読める範囲を一つ一つの段として見ていくので別段難しいものでもなく、まさに現代の紙芝居と似た雰囲気のものでした。
絵巻ってあんなに何mも長いものなのに、普段どうやって見てたんだろうか?
という疑問も、あっさり解消。
それぞれの絵巻に感嘆しながら巡り巡って、最後の締めはお目当ての百鬼夜行!

紙本著色 室町時代・十六世紀 京都・真珠庵
仏具、楽器や日用品などの古道具が付喪神に変化し
深夜に京中を徘徊する様子を描く。
九州国立博物館HPより引用
100年経った古物には魂が宿り付喪神になる・・・といえば、畠中恵さんの小説「しゃばけ」シリーズ。
もともとこの小説が好きで、絵巻で付喪神が見れる!と今回期待していったわけですが、案の定百鬼夜行図は大人気。
絵柄も非常にコミカルで可愛らしく、「これは何の道具なんだろう?」と想像するのが面白かったです。
琵琶が琴を引っ張っているのが可笑しかったり、布、布、また布・・・
これまでずっと集中して絵巻を見続けていたのですが、最後にこの絵巻を見られたことで緊張感が抜け、リラックスすることができました。

特別展を見たあと、せっかくだからと平常展の方も見に行ったのですが、
・・・・・・すでに休憩なしで見続けて数時間経過。
体力や集中力が悲鳴をあげはじめたので、雰囲気を楽しむに留めリサーチ終了。
さすがに大きい博物館なので、一つ一つ丁寧に見ていこうと思ったら1日がかりです。
足はちょっと痛いけど、お腹はいっぱい、大満足な1日でした。
※国宝 大絵巻展は6月1日(日)まで開催しています。
※次回の特別展は『島津の国宝と篤姫の時代』‐ 東京大学史料編纂所20万点の世界 - 平成20年7月12日(土)〜8月24日(日)開催です。







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